Vol.1 1999 追加情報
目次
pLaTeX2e for Windows Another Manual Vol.1 Basic Kit 1999 に関しての誤植情報、プログラム類のアップデート情報などを提供しています。- はじめに
- 誤植情報
- インストール時の注意
- 運用に関する注意
- フォントの埋め込みに関して
- Q & A
- 関連ホームページ
- 初刷とそれ以降について
はじめに
このページにおける「サポート」とは原則として書籍内容に関するものです。また、原則として質問等のメールに対して返事は出しておりません。詳しくは、注意事項をお読みください。誤植情報
誤記・誤植は発見と増刷のたびに可能な限り修正を試みる予定です。誤記・誤植については別ページで一覧として挙げております。インストール時の注意
autoexec.batファイルの内容に関して
autoexec.batファイルの環境変数PATH設定行に空白文字が含まれていると、空白文字以降が削除されます。 もとよりこのような指定があると環境変数設定はうまくいっていないはずです。
autoexec.batファイルの存在に関して
Windows95/98/NTを問わず、「autoexec.batファイルは存在する」と仮定しています。
autoexec.batファイルが存在しない場合、環境変数の設定が書き込まれない場合があります。 特にWindowsNTの場合、autoexec.batファイルが存在することを確認してください。(存在すればよく、内容は空でもかまいません)明示的に消していない限り、必ず存在します。
なお、Windows NTにおいても、環境変数をautoexec.batで設定することはMicrosoft社のドキュメントに従った正当な方法です。
[TeXmac Version 2.16]のみのインストールは行なわないでください。
ファイルが含まれていませんCDROMのエラー
遅いドライブやレンズが汚れているとエラーが発生することがあります。CD-ROMは定期的にクリーニングする必要のある機械です。SliTeX
フォントのインストールで[SliTeX]を選択した場合、インストール途中に「書庫ファイルが見つかりません」というエラーがでます。これはインストーラの不具合であることが確認されています。しかしながら、実際の運用には全く差し支えありません。CM TrueTypeフォント
CM TrueTypeフォントの登録に問題が発見されています(第2刷)。大至急対策ソフトを使用していただくようにお願いいたします。運用に関する注意
- 環境変数TEXMFCNFファイルの設定にカレントディレクトリを含めないでください。
Gui-Shellが誤動作するおそれがあります。もし設定する場合には、Gui-Shellが問題なく動作するかどうかを確認してください。 - 環境変数TEXMF及びTEXMFCNFは正しく設定してください。
Gui-Shellの現バージョンでは、環境変数を自動的に推定しますが、推定の際にメッセージボックスを表示します。 - Adobe Acrobat Distillerを用いる人は、そのディレクトリにPATHを通すか、「Acrobatディレクトリの推定」を有効にしてください。
- Gui-Shellは「Ghostscriptディレクトリの推定」を行なうことができますが、正しく運用するには必ず自分でGhostscriptディレクトリに環境変数PATHを通してください。
フォントの埋め込みに関して
インストーラによって組み込まれるbluesky-dl.mapファイルには、BaKoMa Type1フォント用の設定が含まれています。CMフォントの埋め込みに際して問題が生じた場合、bluesky-dl.mapファイル内の小文字で記されている後半部分を削除してください。このファイルはc:\ptex\texmf\dvips\baseディレクトリに格納されています。dvioutに関する問題
dviout 3.07.3では一部Type1フォントが表示されないことがあります。この問題はdviout 3.07.4以降では改善されています。特定の環境で、dvioutの表示が正しくない現象について
これについては詳細をご覧ください。dvioutのプロパティーシートが表示されない。
これはInternet Explorerのバージョンによって生じることがある問題です。この問題を修正するためのファイルはMicrosoftから配布されています。Microsoft社のサポートページで該当修正ファイル(401comupd.exe(Common Control Library Patch))を入手し、実行してください。なお、現在の版ではすべてのバージョンで正しくプロパティシートを表示することができるようになっています。Q&A
対応OS等はどうなってますか
日本語版のWindows95/98, WindowsNT4.0, Windows2000, WindowsXpを対象としています。IBM互換機、NEC PC9821シリーズ、PC98-NXシリーズ等での動作を確認しています。しかしながら、すべての機種での動作を保証するものではありません。(Windows95 OSR2以降、Windows98またはWindows2000, Xpを推奨します。Windows3.1では動作しません。WindowsNT3.51での動作は確認されておりません。動作条件はどうなっていますか
- Pentium以上のCPU(Pentium133MHz以上を推奨。数値演算プロセッサ搭載を推奨)
- 16MB以上の物理メモリ(32MB以上のメモリを推奨)
- 100MB以上の空き容量のあるハードディスク(300MB程度の空き容量を推奨)
- 2倍速以上のCD-ROM(6倍速以上のCD-ROMドライブを推奨)
書籍価格にCD-ROMのソフト代金は含まれていますか
いっさい含まれておりません。以前の版とどう変わったのですか
- インストーラの能力を高めました。
- 古くなった記述内容を新しくしました。
- 最近のdvioutの機能拡張にあわせて記述内容を増加させました。