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インプレスより、 「改訂5版TrueTypeフォントパーフェクトコレクション」深沢英次&インプレス編集部、ISBN978-4-8443-2847-6、2010年、3129円(Amazon
が発売されています。

Bitstream社(フォントで非常に有名なメーカ)製のフォントが500収録されています。Windows/Macintosh で使用可能な TrueType フォントおよび Type1 フォント(PostScript プリンタまたは ATM で使用可能)が収録されています。必携の一冊といってよいと思います。

ここで用意しているファイルは1999年刊行の旧版に基づいて作成されています。

TrueTypeフォントの利用

TeX で同書の TrueType フォントを利用するためには、TFM ファイル、VF ファイルを別途用意する必要があります。また、dviout version 3.11 以降が必要です(Virtual Font に対応している必要があります)。

TrueType フォントを利用するのに適した方は以下のような方です。

なお、TrueType 用キットと Type1 用キットは共存可能です。その場合には、両方をインストールしてください。下では、7ビット用と8ビット用を分離して配布しています。8ビット用の方が豊富な記号類を使用可能ですが、別途追加パッケージが必要です(現在配布停止中。近日中に Version 1.2 に対応したものを配布します)

Version 1.2 (2000/09/03)

全 Windows で共通です。

上記のファイルは巨大であるため、生成に必要なファイルも配布しています。これを用いると上記のファイルを手元で生成することができます。これは、TrueType キット Version 1.3 を作成するためにも用いられているものです。具体的な作成方法については、同梱の create.txt ファイルをお読みください。

Type1 フォントの利用

Type 1フォントは TrueType フォントと異なるエンコードを持つので、TrueType 用の TFM ファイルや VF ファイルは基本的には用いることができません。(用いることもできますが、用いない方が賢明です。) もちろん、これらを用いるには dvips との併用が推奨されますが、dviout version 3.08 以降で表示・印刷を行なうことも可能です。ただし、その場合には、Ghostscript (Version 5以降)、dvips (gsftopk)がインストールされており、dviout でフォントの自動生成ができるように設定が済んでいる必要があります。 また、Type 1 フォント用には、7 bit エンコードの TFM ファイルと VF
ファイルも提供されています。これは原則的に(存在しない文字を除いて)OT1 エンコードと同一になっています。T1 エンコードで用いる場合、いくつか Adobe エンコードに存在しないフォントがありますので、T1enc.def ファイルを読み込む代わりに bsenc.sty パッケージを利用することもできます。

Type1 フォントを利用するのに適した方は以下のような方です。


上記のファイルは巨大(約6.5MB)であるため、生成に必要なファイルも配布しています。これ(125KB)を用いると上記のファイルを手元で生成することができます。

上記のファイルを用いると、TrueType フォントパーフェクトコレクションに収められているフォントを TeX で利用することができるようになります。